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記録と振り返り

筋トレ記録の振り返り方|次回の変更を一つ決める

筋トレ記録を振り返る目的は、次に何を続け、何を変えるかを決めることです。数字を全部分析する必要はありません。予定を実行できたか、同じ条件で何が変わったか、次回はどうするかの順に読みます。

最初に、予定と実施の差を確認する

週3回の予定が実際には週1回なら、セットの細かな増減より、通える計画に直す方が先かもしれません。予定した日、実施した日、途中で省いた種目を見ます。毎回最後に省かれる部位があれば、種目順や一回の量を考え直せます。

欠席した理由は短く残せば十分です。残業、器具の混雑、時間不足など、次回に対応できる情報を選びます。長い日記が負担になって記録が途切れるなら、重量・回数・本番セット数を先に残しましょう。

総重量だけで進歩を決めない

重量×回数×セット数の合計は、同じ種目の練習量を見る一つの方法です。ただし、種目を増やしたり動作を短くしたりしても数字は増やせます。合計が増えた理由を確認せず、『筋力が上がった』と結論づけないでください。

負荷モニタリングのレビューは、筋トレには重量、量、休憩、反復速度など複数の要素があると整理しています。単一の数字へ集約しすぎず、まず主な種目の同条件のセットを比べます。記録する行為だけで成果が保証されるわけではありません。

変更は理由と一緒に一行で残す

『ベンチの後半で回数が落ちるので、次回は休憩をそろえる』『脚の日が長いので補助を一種目減らす』など、観察と行動をつなげます。単に『もっと頑張る』と書くより、次回に実行できたか確認しやすくなります。

例えば、今週は70kgを5・4・3回、前週は5・5・4回だったとします。種目順と休憩が違えば、まず比較条件をそろえます。同じだったなら、最初のセットの余裕や直近の予定変更を確認します。一回の減少だけで、プログラム全体を捨てる必要はありません。

振り返りの終わりに、変えないものも決めておきます。休憩だけ試すなら、種目と重量は可能な範囲でそろえる、といった形です。次の結果が良くても悪くても、何を試したかが残れば次の判断につながります。記録は自分を採点する表ではなく、練習を調整する材料として使いましょう。

出典と読み方

  1. Scott ほか(2016)Training Monitoring for Resistance Exercise: Theory and Applications ↗

    筋トレの負荷を測る方法を整理したレビュー。記録アプリ自体の効果を検証した研究ではありません。

研究結果は対象者・種目・期間などの条件によって異なります。本文中の計画例はKINLOGI編集部の提案で、個人の成果を保証するものではありません。

次の一回を、記録から考える。

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